インタビュー04｜株式会社トーアミ

夢があるから、
成長への意欲が
湧き上がる

INTERVIEW 04

生産管理

日置さん

2005年入社

この建物を自分が支えている、
という自負心

入社前は、製造とは無関係の仕事に就いていました。しかし、5年、10年と働くうちに、ものづくりをして形に残る仕事がしたいと考えるようになったんです。工業系の資格を持っていたので、たまたま募集を見かけたトーアミに入社しました。
最初は、鉄筋を曲げている光景を見ても、いったい何の工程なのか全く分かっていませんでした。それに、鉄筋が想像以上に重くて、思ったより大変だなと感じましたね。しかしあるとき、製品を納める現場の物件名を見て、大変さは面白さに変わりました。「これ、この前ニュースになっていた建物だ！」と。大規模な建物の部品を自分が作るということに胸が高鳴りましたね。建物が完成したニュースを見たときは、「ああ、できたんだ」と感慨深いものがあります。目に触れるものではありませんが、なくてはならない部材。実際にその建物に入ると、「ここに自分が作った製品が使われているんだ」という自負心が湧きあがります。トーアミは、縁の下の力持ちだと思います。

工程管理は
コミュニケーションから始まる

現在は、ワイヤーメッシュ部門の工程管理を行なっています。受注状況に応じて工場の人員配置や機械の割り振りを行い、作業状況の進捗を管理しています。納期に応じて計画を立て生産工程を組んでいるので、急な納期変更や仕様変更が入ったときの調整は手強いですね。まずは、現場の作業員に相談。変更が可能か、いつまでならできるかを確認して営業に伝え、お客さんと調整してもらっています。
人の協力が欠かせない仕事だからこそ、私は人と人との関係をもっとも大切にしています。周りの社員への声かけを心がけ、トイレで会ったら素通りなんてまずしません。普段からコミュニケーションがとれていれば、困った時にも助けてもらえるし、忙しい時でも「頑張ろうぜ！」と言いやすいですから。これは私だけでなく、トーアミ全体に言えること。関東事業部は、生産する製品によって第一、第二に工場が分かれていますが、人手が足りないときはお互いの工場をサポートしあい、一丸となってお客様の要望に応えています。

尊敬する上司を
いつか超えるために

一昨年、上司から「課長になってくれないか」と言われたときは悩みました。管理職になる責任感、自分でいいのかという不安、先輩を指導する立場になることへの戸惑い・・・。しかし、そんな私の気持ちを察知して、上司が励ましてくれたんです。「日置さんに全部やらせようなんて思ってないから、これからも自分を頼ってくれ」と。その言葉に救われました。不安が消えて前向きになり、「ぜひ課長をやらせてください」と返事できました。
上司は、技術面においても人との関係においても尊敬する人です。心は大きく、仕事には妥協せず、機械のことは誰よりも熟知しています。今は上司の背中を追いかけていますが、そのうち仕事を奪い取れるくらいになるのが目標です。
仕事でもプライベートでも同じですが、今、やっていることにプラスαのことをしなければ、何も積み上がっていきません。だから、スキルアップのために毎日短時間でも読書や調べものをして勉強しています。それが5年後、10年後に大きな差になると信じています。今は、外部の勉強会にも参加させてもらい、電気系統の仕組みを勉強中。いつか、設備やレイアウト、作業動線の設計から携わり、自分の手で工場をつくることが夢です。

メッセージ

上場企業に勤めているという安心感をもてる職場です。大きな会社ですが、上司や部下の垣根を超えて冗談を言える雰囲気で、働きやすいですよ。また、誰もが知っている商業施設に携わる機会も多いので、世の中の役に立っていると実感できます。何より、自分の仕事が何十年と形に残るというやりがいは大きいもの。きっと誇りをもって働くことができますよ。

休日の過ごし方

休日は、できるだけ子どもたちを連れて出かけることにしています。雑誌を見ながら「ここに行こう！」と話しあって、先日は水族館と陶芸体験へ。せっかくの休み、寝ていたらもったいない！仕事終わりにも、週に3回はスポーツジムに通っています。体を動かすことが多い仕事ですが、ジムは別腹（笑）。仕事の時間や休日が規則的なので、計画を立てやすくて、プライベートも充実しています。